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恋の季節

1969(昭和44年)/2/21公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

田波靖男がシナリオを執筆し、井上梅次が監督した青春歌謡もの。撮影は丸山恵司が担当している。

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ストーリー

卒業試験を終えたピンキーと洋子は、社会への期待と不安を胸に抱きならが学窓最後の日々を楽しんでいた。ある日、洋子は東西大学のダンスパーテーで圭介と知り合った。圭介は洋子に惹かれ誘惑しようとして失敗、洋子は通りがかりの黒川の車に助けられるのだった。歌の仕事に忙しいピンキーと、青春を楽しみすぎた洋子は、追試験のため学校に呼びだされた。ピンキーは洋子の協力を得て無事パス。洋子はそのお礼に招待されたジャズ喫茶で圭介と再会し、仲直りをした。数日後、入社手続きのために出社した洋子は、黒川に会った。黒川は青年部長として都下たちの信頼を集めていたが、プレイボーイとの評判も高かった。プレイにかけては洋子も人後には落ちない。黒川と海辺でのデートを済ますと、今度は圭介との約束でスキーに出かけるのだった。スキー場には、雑誌のモデルになったピンキーとキラーズが写真撮影に来ており、黒川も雪山を訪れていた。すっかり黒川の魅力の虜になった洋子は再三のデートを交わしたものの、黒川は社長令嬢奈津子との板ばさみになり、複雑な心境になっていた。圭介は、洋子の行動に不審を抱き、黒川に二人の間柄を話した。やがて黒川はわがままな奈津子から逃れるために、ブラジル行きを決意した。しかし、羽田に彼を追った洋子が見たのは、社長令嬢の誇りを捨てて同行する奈津子の姿だった・・・。

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