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結婚します

1969(昭和44年)/3/29公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

山口瞳の原作を中村登が脚色・監督した青春喜劇。撮影は竹村博が担当している。

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スタッフ

原作:
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ストーリー

北川浩太郎は、「週刊表情」の有能な編集部員で、女性の憧れの的だった。ところが恋愛を嫌い、結婚は見合いと決めていた。最初の見合い相手は加納百合子。浩太郎は、積極的な彼女に驚かされたが、お互いに冷やかし半分でまず失敗。回を重ねること7度、浩太郎が橘菊子と見合いをしたのは軽井沢だった。菊子は高原をサイクリングをしながら、浩太郎から今までの見合いについて聞いた。そして、好きな人がいることを、告白させるのだった。さて、結婚特集を当てた浩太郎は、つづいて自分の見合いの体験談を書くよう命ぜられた。題して“30回見合して、遂に成功したK・K氏の体験談”。それからの見合いは記事を書くためのものとなった。そしてこの企画も大成功。だが、浩太郎はすっかりモルモット化した自分に嫌気がさし辞表をだしてしまった。そんな折、浩太郎はスペインに発つ菊子を羽田に送った。ところが、そこには浩太郎がかつて見合いした百合子、それに信子も来ていた。三人は学生時代の仲良しグループ、彼の言動はすべて筒抜けだったのだ。やがて、百合子が浩太郎にやさしく手をさしのべた。彼女の運転するスポーツカーの中で浩太郎の顔は、いつになく輝いていた。

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