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しあわせの一番星

1974(昭和49年)/3/30公開     
配給:松竹 製作:松竹株式会社

可愛いお伝いの娘が、その底ぬけの天真欄漫さで明るくさわやかに生きていく姿を描く青春映画。脚本は石森史郎、監督は山根成之、撮影を川又昂がそれぞれ担当している。

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スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
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美術:
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ストーリー

16歳の美世子は、この春、ふるさとの山々に別れをつげ、鎌倉市にある神山家にお伝いさんとして就職した。神山家は下宿屋を経営しており、下宿人は銀座のクラブでレジ係をしているジャネットとOLの沙織。神山家の当主・周造は、もと刑事部長を勤めたことのある61歳のガンコ爺さん。だから、一人娘の夕子が小さなおでん屋を経営する武と恋愛中と知ると、大反対するありさま。でも、さすがの周造も太陽のように明るい美世子の働きぶりにはつい頬がゆるんでしまう。ある日、武の子を身ごもった夕子は、周造と衝突して家を出てしまった。一人娘に去られた周造は寂しさを紛らわすために競艇場へ行った。そこで偶然にも、昔の部下のスリ係刑事・左近とジャネットの二人に出会った。周造は左近にジャネットを紹介した。何故か刑事と聞いてドギマギしているジャネットの美しさに、左近は一目で心を奪われてしまった。一方、美世子は、大好きな西城秀樹にそっくりなクリーニング屋の店員・英雄と仲良しになり、毎日が楽しく過ぎていた。そして、すっかりおでん屋のおかみさんにおさまった夕子に赤ちゃんが生まれたので、美世子は周造に仲直りするようにすすめるが、周造は頑として初孫を見ようとはしなかった。一方、左近は周造を通じてジャネットにプロポーズした。しかし、彼女は競艇場を稼ぎどころとするスリで、左近を愛し始めたものの、彼の前から姿を消そうとしていた。

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