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やさぐれ刑事

1976(昭和51年)/4/3公開 92分    
配給:松竹 製作:松竹株式会社

暴力団の幹部と駆け落ちした妻を執拗に追いかける刑事を描いたアクション映画。原作は藤本義一の同名小説。脚本は国弘威雄、監督は脚本も執筆している渡辺祐介、撮影を丸山恵司がそれぞれ担当している。

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スタッフ

原作:
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脚本:
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ストーリー

全国制覇をたくらむ関西十文字組の策謀に呼応して、各地で一斉に同系列の暴力団が動き始めた。当然、警察の動きも活発になる。そんななか北海道・札幌で暴力団取締りの中心にいた大西警部が殺されるという事件が起きた。犯人は、十文字系列の組の幹部・杉谷で、彼はすでに女連れで札幌から姿を消していた。大西警部直属の部下である西野警部補は、杉谷を追って北海道の最南端まで辿り着いたが、杉谷は下北半島に渡った後だった。しかも、杉谷と共に逃げているのは西野の妻・真穂である事が判明した。職務に追われる西野にかまってもらえない妻はいつも寂しい思いをしており、そこに情報を集めていた杉谷がとり入ったのだ、と西野は思った。西野は杉谷を、妻を、激しく憎んだ。二人を追う決心をした西野は警察を辞めた。法を守っていたのでは二人を追いつめることはできない。西野の復讐の旅が始まった。青森で西野は真穂と再会した。西野は真穂を犯しながら、十文字組の情報を流すように命じた。杉谷の臭いをかいで十文字組の事務所に侵入した西野はチンピラたちがブルー・フィルムに写る真穂の裸身をなめるように見ているのに出くわした。血が逆流する思いの西野は、ガスのコックを全開し、事務所ごと爆破した。東京、大阪・神戸、鹿児島・・・。遂に杉谷との対決の時が訪れた。

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