1968(昭和43年)/10/25公開 109分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15548
配給:東映 製作:東映
尾崎士郎の代表作「人生劇場・残侠篇」をもとに、巨匠内田吐夢が東映オールスターで描く。飛車角、吉良常、宮川、小金等の任侠の世界に逞しく躍動する人間群像を中心に、奥深い人間ドラマを追求していく。
大正14年、8年ぶりに吉良常は故郷の三州吉良港に帰ってきた。そして、自殺した昔の主人・青成瓢太郎の墓を詣でた後、東京に向かい、青成の息子・瓢吉の家を訪れる。一方その頃、小金一家と大横田一家との出入りに加わっていた飛車角は、大横田一家の舎弟たちを次々と斬り、巡査に追われ行き当たった瓢吉の家に逃げ込んだ。飛車角と吉良常、これが宿命の出会いだった。
「人生劇場」シリーズ(8)