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女たらしの帝王

1970（昭和45年）/9/9公開　87分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：16476　
配給：東映　製作：東映

女泣かせの名手梅宮辰夫と、イキがるわりにはイカさない山城新伍との絶妙コンビが、女から女へと渡り歩くプレイボーイぶりを夜の銀座に描いたもの。好評を集めた「夜遊びの帝王」に続いて贈るヒット作第2弾。

ストーリー

病院の建設資金を稼ぐために女たちから金を巻き上げる軟派野郎の心意気を描く。母急病の知らせに故郷の九州に帰った浩は、病院の建設費五億円を稼ぎ出すと啖呵を切るが、東京に戻ってみると頼りの綱はなくなり、浩は一文無しになる。仕方なく浩はホストになった。女に徹底的に奉仕する浩の姿に女実業家は、浩に三百万円の大金を渡す。この金を元手に、浩は赤坂にスナックを開業し、銀座のママやホステスをあてこんで固定客の増加を図った。最新ファッションの割引や高級マンションの斡旋、税金対策、すべて浩が身体で女たちを陥落させて得たものだった。勢いを得た浩は多角経営に打って出る！