1972(昭和47年)/1/22公開 93分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17023
配給:東映 製作:東映
ヤクザな世界に生きるがゆえに、たとえ兄弟といえどもドスを抜かねばならない時がある。鶴田浩二が切々と歌う男のメロディーをバックに、豪華な顔ぶれで描く任侠大作シリーズ第2弾。
昭和6年の大阪、大観進一家、富士上一家、そして悪で知られる石切一家の三派が拮抗しながら互いの渡世を渡っていた。軍部などとつながった石切一家は、分家の大西組を斬り込み隊に富士上一家のシマに進出してきた。大観進一家の若頭・大西栄次郎は、大西組組長・大西竜三の実兄であり、富士上一家代貸・宮地安五郎とは兄弟分であったため仲裁を買って出た。しかし、事を荒立てたい石切は竜三を使っていやがらせを始め、栄次郎の義理を重んじた安五郎は竜三に殺されてしまう…。