1972(昭和47年)/9/29公開 93分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17239
配給:東映 製作:東映
安藤昇が実録に基づいて書いた原作「極道一代・やくざと抗争」の映画化。
本作は昭和初期の新宿の盛場を舞台に、雑草のように生きた愚連隊の半生を当時の世情を織り交ぜながら描いた異色の社会派任侠作品である。
出演は、安藤昇、渡瀬恒彦、藤竜也、渡辺文雄、天津敏、室田日出男、藤浩子ら。菅原文太が特別出演。監督は佐藤純彌。
昭和初期、新宿で通称爆弾マッチ、舎弟分のオートンの勝、フーテンの政、小光らの愚連隊が羽振りをきかせていた。ある日、過激左派党員が銀行を襲い逮捕される。実は、政界の黒幕高橋と特別高等警察が過激左派党を壊滅するために仕組んだ罠だった。また、この事件で使用された拳銃が、以前、マッチの所有していたものだと判明。マッチは捕えられてしまう…。