1974(昭和49年)/10/5公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18111
配給:東映 製作:東映
ヒット曲「花一輪」のせつせつたる語り口をバックに妹を探し求めるヤクザの哀愁を謳いあげた藤竜也の初主演作となる任侠文芸篇。
やくざな男が刑務所を出所し、行方のわからない妹の螢子を探し歩く間に暴力団同士の抗争に巻き込まれる。その中でやくざな男は小料理屋の女主人を知り、二人は愛し合う。そして結局、妹の行方はわかるが、時既に遅く彼女は自殺。女主人も暴力団同士の抗争に巻き込まれ自殺。生きるすべを失ったやくざな男は、そのやるかたない怨みを抱いて暴力団に乗り込んでいく。