1975(昭和50年)/7/5公開 152分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18386
配給:東映 製作:東映
新幹線ひかり109号が爆弾を仕掛けられたまま発車した!爆破グループの完璧緻密な犯行と大捜査陣の執念追跡をスリルとサスペンスで描く娯楽超大作。爆破犯人役を演じる高倉健をはじめとする豪華なキャスト陣。大ヒットしたハリウッド映画「スピード」の原典としても有名になったノンストップサスペンスの決定版。
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約1,500人の乗客を乗せたひかり109号博多行きは、9時48分、定刻通り東京駅19番ホームを発車した。しばらくして国鉄本社公安本部に、この109号に爆弾を仕掛けたという電話が入る。時速80キロ以下に減速されると自動的に爆発するというのだ。この爆破計画は、工場の元経営者・沖田哲男と工員の大城浩、そして元過激派の闘士・古賀勝の手によるものだった。沖田は500万ドルを国鉄本社に要求。運転指令長の倉持は運転士に事件発生を知らせるとともに、警察庁の須永刑事部長、公安本部長の宮下を招集し、緊急対策本部を設置する。沖田と捜査当局との虚々実々の駆け引きが展開されるなか、巧妙な手口を駆使する沖田はついに500万ドルを手にする。そして、恐怖のあまり極限状態に陥った人々を乗せたひかり109号が遂に広島駅を通過した…。