1975(昭和50年)/8/9公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18426
配給:東映 製作:東映
梶原一騎原作「空手バカ一代」の映画化。荒々しい男らしさを誇る極真拳、その館長である大山倍達の半生を生々しくダイナミックに描く感動の人間ドラマ。
昭和24年、京都で開催された戦後初の全日本空手道選手権大会で、飛び入りの拳士が優勝した。ボロの空手着ながら圧倒的に強い彼の名は、大山倍達。この日、全国にその名を轟かせた大山だったが、空手界を代表する日本洗武館館長・中曽根ら空手関係者は、彼の空手を、“邪道空手”“けんか空手”と非難。大山は、体制から排撃され空手界から孤立した。それでもなお、たった一人で稽古に励む大山の空手道に心打たれた洗武館の有明が弟子入りするが、そんなある日、大山が暴れる猛牛を倒して子供を救出。この英雄伝が報道されると、洗武館の大山批判が過熱し、激怒した有明が洗武館の門下生を叩きのめした!この事件をきっかけに、大山の空手人生が大きく揺れ始める。