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東京ふんどし芸者

Tokyo Loincloth Geisha

1975(昭和50年)/10/18公開 83分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18505 R18
配給:東映 製作:東映

これはもう奇想天外!並のポルノ映画ではおよびもつかない悩殺篇だ。ズラリ居並ぶ芸者衆が、赤フン、青フン、白フンと色とりどりのフンドシ姿で乱痴気騒ぎ、よくぞここまで恥も外聞もなくエロに徹したと拍手を送りたくなるようなハチャメチャな快作である。クライマックスシーンで和世と花蝶が見せる花電車六番勝負は特に圧巻!主演は本作でデビューした堀めぐみ。監督は野田幸男。

東京ふんどし芸者
(C)東映

ストーリー

先祖代々芸者の血筋を引く家系に生まれた橋本和世は、母親の反対を押し切って憧れのOLになった。だが、入社第1日目の通勤電車の中で痴漢を撃退するも、その痴漢が会社の社長・銭村だったため和世は即刻クビになってしまい心機一転、母の希望通りに芸者になることを決意する。和世の家には、お座敷に出る時に必ず赤フンドシをつけるといい旦那にめぐりあえる、という言い伝えがある。家訓に従って赤フンドシを締めた和世だが、最初の客である角井スーパー会長が和世の魅力で昇天して以来、運がついてスーパーが大繁盛。このことでふんどし芸者・和世は売れっ奴になるが、他の芸者たちから妬まれてしまう。ある日、和世は川に身投げした亀田千吉という男を助けるが、千吉は母のいくが世話になった丸亀堂という薬屋の主だった。さらに新漢方薬「曼陀羅華」の製法をめぐり、丸亀堂の番頭だった父・文造や銭村を巻き込んでの大騒動が持ち上がる…。

東京ふんどし芸者
(C)東映
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