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極道社長

Cabaret Buggers

1975(昭和50年)/10/18公開 81分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18504 
配給:東映 製作:東映

梅宮辰夫が現代の英雄像“社長”に挑戦.、知恵と要領でしのごうとする痛快人間「三井住友」の生き様を描いた娯楽篇。すべて高級品で身を固めダンディなところを誇っているが、何故か赤い腹巻きをつけた野暮ったさが滑稽味を醸しだしている。

極道社長
(C)東映

ストーリー

「三井住友」と大資産家を思わす奇妙な姓名を名乗り「社長」の肩書きを大きく刷り込んだ名刺を派手にばらまいてキザに振舞う一見紳士風な男。実は社員が二人しかいない五流会社・東洋金融の経営者で、あくせく働くのが大嫌い、いつも他人のふんどしで相撲を取ることばかり考えているなかなかの知恵者である。ある日、三井の目前でたまたまタダ酒を飲もうとして大芝居を打った大岩大五郎と六条勝男は、見破られ根こそぎ剥がされ丸裸にされた。途方にくれる二人は、近所で死人が出たことを聞き込み咄嗟に葬儀屋を思い付き、貸衣装と貸小道具、資金ゼロからなんとかこれを商売に繋いで軌道に乗せる。しかしこの不況下では手形支払いが多く、仕事の割には銭にならない。現金化に焦った二人の行き着いた先が偶然にもあのペテン師・三井住友だった。当然のように二人は三井の策に計られ再びすってんてんとなるのだが…。

極道社長
(C)東映
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