1976(昭和51年)/10/1公開 91分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18858
配給:東映 製作:東映
花の銀座で男を賭けた三政《バカ政・菅原文太/ホラ政・中山仁/トッパ政・ケーシー高峰》の慕情、哀愁などを織り込みダイナミックなアクションで描いた痛快娯楽超大作。
関東城政会の傘下にある銀座興業の幹部で通称銀座のバカ政こと橋本政人が、3年の刑務所暮しを終えて銀座に戻ってきた。野口と本家の理事・田所がトッパ政と名乗る男にヤクのガセネタをつかまされたことを耳にしたバカ政は、早速トッパ政のアジトをつきとめ、乗り込んでいく。トッパ政はキザな見かけによらず腕っ節が強く、バカ政との勝負は互格。互いの男気に惚れ意気投合した二人は、ある大学生のパーティーにくりこんだ。だが、トッパ政がガセネタをつかまされたバンドマンを発見したことからパーティー会場は大混乱となり、その時現れた上原政夫こと通称ホラ政がバカ政に作法通りの決闘を申し込む。凄まじい闘いが展開され、必至に立ち向かってくるホラ政の根性に呆然とする二人。三人はいつしか固い友情に結ばれ五分の盃を交わすのであった。そしてバカ・ホラ・トッパの銀座の<三政>がここに誕生した…。