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多羅尾伴内

The Seven Faces of Bannai Tarao, Private Eye

1978(昭和53年)/4/8公開 104分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19319 
配給:東映 製作:東映

片岡千恵蔵で一世を風靡した名探偵多羅尾伴内が18年振りに復活。北海道・アイヌ地方で起きた父子のひき逃げ事件を発端に、怪奇な狐男が次々と残虐殺人を繰り広げる。本作が久々の映画主演となった小林旭が七つの顔の男伴内に初挑戦。

多羅尾伴内
(C)東映

スタッフ

原作:
監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「霧の都会」小林旭
  • 挿入歌:「昔の名前で出ています」小林旭

ストーリー

大観衆の目の前でバッター高塚が殺された。検死の結果、アイヌが熊狩りに用いる猛毒を塗った針による他殺と判明。そのころ、信愛医大理事長・木俣あてに「高塚を殺したのは俺だ。次の犠牲を防ぎたければ10億持って来い」という内容の脅迫状が届く。木俣は同大理事の望月、木俣の秘書・新村真砂子をともない、伴内を訪れ救助を依頼する。約束の日の夜10時にホテルの窓ガラスを破って入ってきた狐男は、10億円が紙屑と知ると怒りの形相凄まじく逃走する。木俣は伴内足らずと見て、暴力団の瀬尾に警護を頼む。伴内は片目の運転手に扮して流行歌手の穂高ルミに近づき、ルミが北海道で高塚と一緒だったことを突き止める。さらに、流しのギター弾きに扮して瀬尾興業に乗り込み、真砂子が瀬尾の経営するクラブのホステスだったことを知る。穂高ルミのワンマンショー。ゴンドラで引き上げられていくルミ。しかし、突然ゴンドラが落下し、ピアノ線が巻きついて胴を真っ二つに切断していく。天井裏には一部始終を見ている、あの狐男。再び木俣に同様の脅迫状が届いた。伴内は警官に扮し、木俣の長男良教を捕えて誘拐に見せかけ、木俣から、高塚、ルミ、良教の3人のつながりを聞きだし、3人が去年の夏、北海道でアイヌの若い男と幼児をひき殺したことを知る。北海道へ渡った伴内は、ひき殺された男の妻であり幼児の母が真砂子だと知る…。

多羅尾伴内
(C)東映

シリーズ

「多羅尾伴内」シリーズ(8)

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