1977(昭和52年)/12/24公開 103分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19260
配給:東映 製作:東映
日本列島を縦横無尽に大爆走!人気シリーズ「トラック野郎」第6作。本作では熊本を皮切りに東京-唐津を二往復、さらに唐津-阿蘇-鹿児島を二往復して、走行距離は3万キロを突破。キャストは菅原文太・愛川欽也の名物コンビと春川ますみのレギュラー陣に加え、剣道三段のマドンナ役に夏目雅子、その恋人役で清水健太郎が共演する。
桃次郎と金造は、熊本の青果市場でふとした事から知り合ったC調野郎の電吉におごられたフグ料理で中毒にかかってしまう。昔から伝わる解毒法とやらで、土の中に埋められてしまう桃次郎は、そこへ運悪く通りかかった美しい女子大生・雅子に一目惚れ。一方金造も、築地の酒場の仲居・和代にゾッコン、離婚騒動まで巻き起こす。女ながらも剣道三段の腕をもつ雅子に、一夜漬の特訓で試合を挑むものの一撃でたたきのめされてしまった桃次郎に強敵が現れた。子連れ狼のトラック野郎・袴田が、鹿児島で行われる剣道の大会へ出場する雅子を桃次郎から奪うようにトラックに乗せて南下したのだ。ワッパ勝負で決着をつけようとする桃次郎だが、以外な事実を知らされる。実は袴田は、雅子の義兄であったのだ。不憫なのは連れ子の隼人。その日から、桃次郎と金造の母親捜しが始まる…。
「トラック野郎」シリーズ(10)