1978(昭和53年)/9/9公開 131分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19501
配給:東映 製作:東映
西の首領、東の首領、政財界の巨大な黒幕!最後に誰が生き残るのか?黒い勲章と王座の椅子を争う緊迫の首領戦争!暗黒ファミリーと首領の存在を通して壮大な人間ドラマを描く「日本の首領」3部作の完結篇は、首領の権力への妄執に焦点をあて、3人の首領の争いを描く。
関東・関西両首領、休戦三年、甘い蜜月の交際──マスコミの報じた通り、表向きには平穏な関係を保つ関東同盟理事長・大石剛介と、関西中島組組長・佐倉一誠。だが、日本政財界最大の黒幕と称され、大石のフィクサーとも目される大山喜久夫が癌で倒れると再び不穏な空気が漂い始めた。佐倉の娘婿で医師の一宮恭夫の執刀により九死に一生を得た大山は“大日本同志会”を設立し、日本の任侠団体の統一合体を目論むが、佐倉と大石はこれを拒否。そんな中、国家的大事業であるサイパン島開発の利権を巡り、佐倉と大石の虚々実々の駆け引きが始まった。果たして、首領の座を手中に収めるのは誰なのか?
「日本の首領」シリーズ(3)