1979(昭和54年)/9/1公開 148分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19779
配給:東映 製作:東映
戦国の智将・真田幸村は、見事、天下の覇者・徳川家康の首を獲るか!?
大ヒット作「柳生一族の陰謀」「赤穂城断絶」に続き製作された本作は、ご存知大阪冬の陣、夏の陣をクライマックスに、徳川家康に挑む真田幸村と十勇士の戦いを謀略・合戦・忍術戦の連続で描いた戦国絵巻。キャストは真田幸村に松方弘樹、徳川家康に萬屋錦之介。ベテラン中島貞夫監督で贈る娯楽時代劇の決定版。
真田幸村は何故それほどまでに家康の首を取りたかったのか!?関ヶ原の役で西軍につき、戦いに敗れた幸村が、高野山麓九度山に身を潜めながら、いつの日かと心に秘めた宿願とは?
敏腕の家臣・霧隠才蔵を放って謀略を企てるものの、仕留めた家康は替え玉。その上、服部半蔵の襲撃を受けた才蔵は、危ういところを猿飛佐助に助けられた。自らの手で家康を討つ決心をした幸村は、諸国を放浪する草の者、忍びの者を借り集めるべく戸沢白雲斎を訪ねる。ところが、家康の協力を拒んだ白雲斎は、昔の配下・半蔵の手で殺されており、その傍らに師を亡くした猿飛佐助が一人悲嘆にくれていた。やがて、白雲斎の残した草の者人名帖を頼りに、次々と忍びの者たちが幸村の下に集められていく…。
第3回日本アカデミー賞(最優秀音楽賞)