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森は生きている

Twelve Months

1980(昭和55年)/3/15公開 65分 カラー ビスタ 映倫番号:19852 
配給:東映 製作:東映

原作は、ロシアの詩人サムエル・マルシャークの書いた傑作と名高い児童劇。日本でもたびたび舞台で上演され子どもたちの喝采をあびてきた。本でも脚色は舞台と同じ隆巴が担当している。
音楽には作曲、演奏ともにロシアの音楽家たちが協力している。

1980年春「東映まんがまつり」公開作品

森は生きている
(C)東映

ストーリー

わがままな王女が新年にマツユキ草が欲しいと言い出した。真冬にそんなものがあるわけがない。しかし、布告によれば籠いっぱいのマツユキ草を持ってきた者には、籠いっぱいの金貨が与えられるという。欲の深いアーニャの継母は、さっそく籠を持たせてアーニャを家の外に追い出した。泣く泣く雪の積もった暗い森の中に入っていくアーニャ。すると、向こうに大きな焚火が見えた。近づいて行くと焚火をかこんだ12人の男がいる。彼らはアーニャの話を聞くと1時間だけそのあたりを春にして、マツユキ草を咲かせてくれた。彼らは月の精だったのである。届けられたマツユキ草を見て、王女は咲いているところが見たいと言い出し、人には言ってはいけないと約束させられているアーニャに無理やり案内させて森にやって来たが...。

森は生きている
(C)東映
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