1981(昭和56年)/2/21公開 98分 カラー ビスタ 映倫番号:110275
配給:東映セントラルフィルム
石原裕次郎の出世作「狂った果実」を下敷に、現代に生きる若者たちの焦りと飢餓感に彩られた狂熱の季節をハードタッチで描く。
19歳の茂木修平は、同じ年頃の若者グループの間で気ままな生活を送っていたが、離婚した母親に育てられ、函館から上京して来た弟・耕治とガールフレンド・かおりをグループのメンバーに紹介したことから、日常に微妙な亀裂が入り始める。かおりを巡って次第に険悪になる耕治とグループのリーダー・唐沢。だが、かおりの心は耕治を離れ唐沢へと傾いていくのだった。かおりが原因で耕治と口論となった修平は、唐沢に突っかかるがあえなく倒されてしまう。そして、激しい感情のぶつかり合いがひとつの死を招いた…。