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序の舞

Appassionata

1984(昭和59年)/2/11公開 79分 カラー ビスタ 映倫番号:111236 
配給:東映 製作:東映

明治の世、古都・京都を舞台に、未婚の母として、芸術家として波乱に満ちた生涯を送った女流画家・島村松の半生記。主人公松の母・勢似との愛憎を軸に、師匠や恩師、画塾生など三人の男たちと関わりながら、日本画家として大成していく松の生き様を描く。原作は吉川英治文学賞を受賞した宮尾登美子の同名小説。

序の舞
(C)東映

ストーリー

貧しい農家の娘・勢以は幼くして商家に養女として出された。やがて成長した勢以は、結婚して二児をもうけるが、夫に先立たれ後家となる。勢以の次女・津也は幼い頃から絵に興味を持ち、やがて京でも有数の日本画家・高木松渓のもとに弟子入りする。松翠という雅号を授かり天才少女画家と騒がれる身となった津也だが、松渓に誘われるままに抱かれ妊娠してしまい、それを知った母・勢以との間に深刻な溝が生まれる。赤子を里子に出し新たな生活をはじめた津也だが、絵への想いは募るばかりであった。そして、再び絵筆を握り画壇に復帰した津也の前に松渓が現れる。かつての仕打ちを悔いて涙を流す松渓にほだされた津也は再び身をまかすのだが…。

序の舞
(C)東映
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