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民暴の帝王

Emperor of Upheaval

1993(平成5年)/6/12公開 112分 カラー ビスタ 映倫番号:113994 
配給:東映 製作:東映

<民事介入暴力>をリアルに描いた本格派ヤクザ映画!不正融資、政治献金、ほめ殺し、バブル演出、土地ころがし…。
バブル真っ盛りの平成日本に多発した<民事介入暴力>の本当の姿を“暴”の世界から痛烈に描破した問題作。小林旭、菅原文太、渡瀬恒彦のビッグ3が競演。

民暴の帝王
(C)東映

ストーリー

暴力団対策法の施行により、ヤクザたちの“シノギ”の場は狭められ、解散・撤退を余儀なくされている。だがその一方で、法の網を食いちぎり、政財界に暗躍「闇世界のドン」としてヤクザ世界に君臨する男がいた。地上げ、不正融資、あらゆる利権の陰で、経済ヤクザとしての才能を発揮しつつ、力量の問われるヤクザ社会でも実力を持つ男、東日本に根拠を持つ大和会理事長・江田晋である。
東京進出を狙う淀商社主の茂木が江田に急接近を図った。それまで茂木と手を組んでいた九頭龍組の本部長補佐・別役が警戒を強める中、江田組系の組員が九頭龍組の鉄砲玉を殺してしまうという事件が発生する。だが江田と九頭龍の本部長・灰原剛との間で平穏に手打ちが成立し、武闘派の別役は不満をくすぶらせていった。
別役は茂木が進めていた東京での地上げを妨害するがことごとく失敗し、九頭龍組からも破門されてしまう。追い詰められた別役は返り討ちを覚悟してたった一人で江田にドスを向けていくのだが…。

民暴の帝王
(C)東映
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