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おどろき一家 

1949(昭和24年)/12/13公開 87分 モノクロ スタンダード 映倫番号:76 
配給:東京映画配給 製作:太泉映画

おどろき一家 
(C)東映

ストーリー

女手一つで娘のすみれを育ててきた梅だったが、生活はどん詰まりになり、十二歳ににあったすみれを大賑わいの動物園に置き去りにしてしまった。母にはぐれたすみれを助けたのは、気のいい青年の六助だった。だが、うめはすみれへの思いを断てずに動物園に引き返してきて、同情した六助は姉の家である野見山家で女中として住み込めるように頼んだ。おかげでうめはアプレゲール財閥である野見山家で、若いユキ子さんと一緒に女中として働くことになった。主人の野見山は呑み助で浮気者、うめの事がすっかり気に入ったらしい。奥様のくら子さんはお天気屋で息子の徳助は親父以上のチャッカリボーイ。上の娘かね子ははねっ返り娘で、ただ一人下の娘のたけ子だけは同い年のすみれと仲良くなっていった。野見山は何かとうめに付きまとい、それがくら子には癪にさわりうめに辛く当たる。六助に思いを寄せ始めたうめであったが、ピアノの家庭教師が野見山家にやってきた時、二人の娘よりもすみれの方に才能があったことで、余計くら子はヒステリーを起こしてうめに当たるようになった。そして、すみれとたけ子の通う学校で学芸会が行われることになったとき、なんと演目のお芝居ですみれが女王様、たけ子が侍女の役に選らばれてしまった・…。

おどろき一家 
(C)東映
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