1951(昭和26年)/6/1公開 86分 モノクロ スタンダード 映倫番号:450
配給:東映 製作:東映
罪多きは女心か、平和な人々の間に心ならずも波紋を投じた美しき女性七色の光煌めく歓楽の巷で愛情と仁侠が美しい花を咲かせる感激篇。
その昔浅草歌劇で人気の踊り子だった花村小夜子は、恋のトラブルでいつしか地方回りのレビュー団に身をやつしていたが、悪徳芸能ブローカーの土井から逃れ、北海道から久しぶりに浅草に帰ってきた。小夜子は浅草芸者の浜栄の手引きで、当の恋の相手だった仲清の清吉と、浜栄の思い人である弘龍寺の住職龍賢と再会した。清吉には許婚の夕凪かほるがいたのを知りながら、二人はよりを戻してしまった。だがそこへ、土井が小夜子を追って上京して来たことを知り、小夜子は浜栄の家へ身を隠した。それをかぎつけた土井が浜栄の家にのり込んで来て、散々暴れた挙句に浜栄が殺されてしまった…。