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はだか大名 前篇

1952(昭和27年)/6/19公開 89分 モノクロ スタンダード 映倫番号:706 
配給:東映 製作:東映

天保末期、乱世の江戸を背景に松平直之助がその名を浮世捨三郎と変え颯爽と破邪の剣をふるう。愛慾と奸計が渦巻く興趣無限の黄金痛快篇。

はだか大名 前篇
(C)東映

ストーリー

深川の鉄火芸者小稻は、病気の妹芸者小品に足を洗わせてやるため、盗賊の油屋傳次がわざと置き忘れた五十両をその身代金に使ってしまった。明石松平十万石の嫡子でありながら、将軍家齊の子齊信が世嗣となったために若隠居の身となった浮世捨三郎は、小稻の願いを立ち聞きしていた。そして屋敷を出るときに持ってきた手元金五十両を、高利貸しに責められる小品姉弟に差し出すのだった。この気風に傳次はほれ込み、小稻は恋心を覚えた。しかも浮世捨三郎は、齊信の意に従わない豪商伊丹家の娘美代が座敷朗に閉じ込められていることを知り救出。それから佞臣大内右源太の一味が捨て三郎を狙うようになる。美代や小品などを根岸の伊丹屋の寮に匿っていた捨三郎だったが、浜町河岸で右源太の一味に襲撃されてしまう…。

はだか大名 前篇
(C)東映

シリーズ

「はだか大名」シリーズ(2)

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