1952(昭和27年)/7/9公開 82分 モノクロ スタンダード 映倫番号:752
配給:東映 製作:宝プロ
東西笑いの豪華メンバーを揃えたとんでもハップンな傑作喜劇、やくざ修行のイカレポンチが御存じ名浪曲にのって七転八倒の大活躍。
江戸の老舗、和泉屋の若旦那であった小六は大侠客に憧れ、次郎長親分の許へやってきた。だが不心得を諭されて、あっさり追いかえされてしまう。だか諦めきれない小六はトンコ茶屋のお豊の食客となって、森の石松や吉良の仁吉によって男を磨く修練に励む。許婚のお澄が小六を迎えにやってきたが、既に小六はお豊に熱をあげており、次郎長の言う事も聞かない。小六の気持が変るまではと、次郎長はお澄とお供の番頭の世話を引き受けることに。お豊に小六が執心なのを知った石松と仁吉も、小六を何とか江戸に返そうとする。だ小六は逆に男を上げてお豊や次郎長に認めさせようと、次郎長の縄ばりをねらう黒駒の勝蔵のスパイを勝手に名乗り出た。だが逆に血祭りにあげられそうになったところを、心配になって後をつけていたお澄が注進し、駆けつけた石松と仁吉によって小六は救われた。ようやくトンコ茶屋に戻ってきた小六が見たものは…?