1954(昭和29年)/2/3公開 105分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1274
配給:東映 製作:東映
妖雲はらむ島津家の家督相続をめぐって、斎彬派の活躍とお由羅一派の陰謀が息つくひまなく展開する。直木三十五の傑作小説を豪華スターキャストで映画化した『南国太平記』の続編。
益満休之助と牧仲太郎の一騎打ちを織り込み物語はいよいよ佳境に。牧仲太郎の祈祷所を襲った八郎太と小太郎の安否を気遣いながら大阪蔵屋敷の調所を訪れた七瀬、綱手母子は、そこで八郎太の死を知った。同席した牧の姿に逆上した七瀬は懐剣を揮ったが取押えられて自害、綱手は追い返された。一方、益満休之助は富士春の家を本拠として牧の行方を探っていた。
「南国太平記」シリーズ(4)