作品検索

作品紹介

謎の黄金島 第一部 魔の密書

1954(昭和29年)/2/10公開 36分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1264 
配給:東映 製作:東映

土師清二、佐々木杜太郎、谷屋充、城昌幸、陣出達朗、野村胡堂ら六人の作家が共同で執筆した傑作娯楽小説を映画化。無人島の黄金地図をめぐって巻き起こる波乱万丈の怪事件の中で、美貌の剣士・相生又四郎の数奇な運命と恋を描いた痛快無類の剣戟冒険譚の第一部。

謎の黄金島 第一部 魔の密書
(C)東映

ストーリー

今から二百四十年前。八丈島の遥か南方に、名もない無人島があった。当時密航を企てて漂流しこの島に上陸した蘭学生の相生又四郎、大月、長岡の三名は、唯一の住人であった謎の老人からこの島に眠るという黄金の秘密を打ち明けられ、海図と共に長崎の廻船問屋宇喜田屋を頼れとの指図を受けた。その頃、長崎奉行の田口加賀守は勘定奉行として江戸に出仕したが、天下の実権を握る野望に燃える田口は金座改役の後藤三右衛門と共謀して、黄金島のありかを探っていた。東上した宇喜田屋仁左衛門が怪しいと知り、黄金像を奪って脅迫し協力を迫る。一方長崎に漂着した又四郎は師である高島秋帆とその養女の五十鈴が引き止めるのも振り切り、蘭学布教の資金として黄金島の宝を得ようと宇喜田屋を追って江戸へ向かった。だが昨今蘭学への弾圧が厳しく、頼りにしていた江戸の両替商秩父屋は既に断絶。又四郎ら三人は窮地に陥った。しかもその三人の帰国を知った仁左衛門が黄金島の地図を奪わんと浪人・海門陣八郎率いる赤潮組を雇い、三人は赤潮組の襲撃を受けるが…。

謎の黄金島 第一部 魔の密書
(C)東映

シリーズ

「謎の黄金島」シリーズ(3)

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)