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学生五人男 第一部 ボス退治

1954(昭和29年)/3/10公開 44分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1298 
配給:東映 製作:東映

新人キャストを抜擢し、溢れる若い力が繰り広げる青春を描いた明朗軽快な三部作の第一部。師のために俄然血潮を燃やしてボスと闘う純情な学生・波多君をめぐる可憐と熱情の二つの恋を描く。

学生五人男 第一部 ボス退治
(C)東映

ストーリー

昭和大学の学生五人男―波多君、船木君、福沢君、杉村君、山形君。その結束の固さと来たら、試験の際も緊密なカンニング作戦も一糸乱れず敢行出来るほど。だがある日波多君と山形君が永瀬助教授のもとに呼ばれ、まさか退学か?と心配したのもつかの間、助教授は自分の先輩である岡本が房州光浦で県会議員選挙に出るので手伝って欲しいと依頼してきたのだ。早速光浦に乗り込んでみると、選挙の敵である八木沢が町政を牛耳り、我が岡本先生はあばら家住まいで車も借りられない有様。そこで波多君と山形君は、知り合った芸者の福助の働きでリヤカーを工面して応援戦を開始するが、卑劣な八木沢に何度も妨害されてしまう。一人娘の梢さんの愛情溢れる応援や福助の密かな熱視線でも癒えないほど波多君は意気消沈。山形君も東京に帰ってしまった。それでも孤軍奮闘しようとする波多君のもとに、山形君が船木君たちを始めとする昭和大学の音楽隊を引き連れ戻ってきた。華やかな音楽隊のおかげで演説は大好評となり、形勢逆転!ところが八木沢は暴力で波多君を押さえ込もうと仕掛けてきた。それを知った福助は彼を助けるために八木沢の色目に仕方なく応じるのだが、そのとき既に、波多君は襲撃を受け重傷を負ってしまっていたのだった…。

学生五人男 第一部 ボス退治
(C)東映

シリーズ

「学生五人男」シリーズ(5)

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