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続続続続魚河岸の石松 女海賊と戦う

1954(昭和29年)/4/20公開 93分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1316 
配給:東映 製作:東映

「魚河岸の石松」シリーズ第5作。四国・九州を舞台に、父の復讐を果たそうとする女海賊とその妹に手を貸した石松とキノキンが、大阪から駆けつけた美女群一同の追撃に、危うく悩殺されかかりながら見事、極悪海賊団を退治するまでの活躍を描いた爆笑活劇。

続続続続魚河岸の石松 女海賊と戦う
(C)東映

ストーリー

女体旋風に追われ、大阪から脱出した石松とキノキンだったが、阿波の鳴門の大渦潮に巻き込まれ、壇ノ浦の塩田会社の社長であるあかね女史に救われた。石松らは塩田で働くことになったが、早速あかね女子のアタックに悲鳴を上げ、金毘羅様へのお塩奉納を口実に逃げ出した。そのお参り道中で貧しい巡礼娘の千春を助けた。千春は三年前に父を海賊に殺され、海賊を追って出奔した姉を探して旅をしていたという。石松らは千春と共に高松の盛り場を捜し歩くが、千春の父の仇である海賊あざらし団の女子誘拐の網にかかり、千春は攫われてしまう。後を追った石松は囮に騙され別府に向かってしまい、一人残ったキノキンが単身あざらし団の根城である鬼が島へ女装して乗り込むと、そこには千春のほかに麻美、プリ、デン助らが捕らわれていた。キノキンは彼女らの救出に成功するが、自らは正体がばれて大海に落とされてしまう。間一髪のところを女海賊の八木沼千秋に助けられ、一味と共に別府に向かい石松を探しているなかで、温泉療治に来ていた芦屋夫人とおとらに遭遇。芦屋夫人は巧みに石松をキャバレーに誘いこみ、例によって愛の告白をするが、千春が病気だと知らされた石松は入院費稼ぎに仕方なく芦屋夫人の用心棒に。石松の貞操が連日の危機に曝される中、あの女海賊千秋こそが千春の探していた姉であることが判明。だが千春は再びあざらし団にさらわれてしまったのだ…。

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