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鳴門秘帖 後篇

1954(昭和29年)/5/31公開 94分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1361-2 
配給:東映 製作:東映

阿波へ!阿波へ!禁制の関を目指す剣の旅!成るや恋!成らずや悲願!血風渦巻く剣山の決闘!文豪・吉川英治の代表傑作人気時代小説「鳴門秘帖」を鶴田浩二と内出好吉監督のメガホンで贈る痛快時代活劇。阿波藩二十五万七千石の浮沈を賭ける秘帖争奪戦の舞台は江戸から遠く鳴門の渦を隔てた阿波へ移り、隠密地獄を背景に多彩な登場人物が波乱を呼ぶ傑作時代劇の完結篇。

鳴門秘帖 後篇
(C)東映

ストーリー

墨屋敷の大火事から千絵とお綱を辛くも救出した弦之丞だったが、甲賀流宗家世阿弥の屋敷は幾多の秘書財宝を隠したまま焼け崩れ、そのショックで千絵は気が触れてしまった。松本左京介の計らいで阿波への隠密を許された弦之丞は、お綱と千絵が異母姉妹であることを知る。お綱を連れ、万吉と共に弦之丞は大阪に向かう。その後を孫兵衛や、天童一角が率いる刺客の一味、そして旅川周馬もが追う。阿波の国で幽閉されている世阿弥は、阿波の秘密を鳴門の秘帖に書き綴る。大阪の地で、弦之丞は蜂須賀家出入の四国屋の計らいで阿波へ入る手がかりを得るが、川長のお米も弦之丞を忘れられずに一目逢いたいと現れる。お米は弦之丞に剣山への地図を渡し、四国屋の船に乗って弦之丞の身代わりとなった。だがその船に荷物改めとなり、お米は斬られ、弦之丞はお綱と共に鳴門の渦に身を投げる。船大工大勘に救われた弦之丞とお綱は剣山を目指す。阿波守は一角や孫兵衛らを剣山に向かわせるが、先回りして世阿弥を斬った。お綱が駆け込んだとき、瀕死の世阿弥はお綱に秘帖を託す。そこに周馬と一角らが秘帖を奪いに現れるが、弦之丞が切り伏せる。残るは孫兵衛だけだったが…。

鳴門秘帖 後篇
(C)東映

シリーズ

「鳴門秘帖」シリーズ(4)

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