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霧の小次郎 第二篇 魔術妖術

1954(昭和29年)/8/17公開 46分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1430 
配給:東映 製作:東映

大友柳太朗の霧の小次郎、高千穂ひづるの胡蝶尼、東千代之介の三日月童子が火花を散らして競い合う妖術と忍術。お馴染みのメロディーに乗せて展開する「笛吹童子」の姉妹篇の第二部。

霧の小次郎 第二篇 魔術妖術
(C)東映

ストーリー

胡蝶尼が、激流に落ちて気を失った小次郎を介抱した。小次郎は彼女こそずっと探し続けた妹だと知り、自分が兄のさくら丸であることを打ち明けたが、胡蝶尼は「小次郎は若い娘の生き血をとる悪魔だ」といって逃げてしまい、足を滑らせて谷底に落ちてしまった。追いかける小次郎の前に、三日月童子が立ちふさがる。一方落ちた胡蝶には鈍作に助けられ、木賀の里の刀工・雪山の家で自らの生い立ちを知る。雪山がこのことを伝えるために大江山に登っている間に、胡蝶尼は三日月童子に連れ去られてしまった。折檻され、土蔵に閉じ込められてしまう胡蝶尼。彼女を助けようと忍び込んできた小次郎は、三日月童子の放った毒矢が白鳥の面に当たり、面にひびが入ってしまう。劉鳳来によってかろうじて救われ逃げ出せた小次郎だったが、胡蝶尼を助けることはできなかった。三日月童子は胡蝶尼を騙してしゃれこうべの面を盗ませた上、満月城の赤柿玄蕃に胡蝶尼を売ろうとした。だが玄蕃から金を受け取ると、さらに胡蝶尼をさらって、今度は春貞に売り飛ばそうと企んだ。

霧の小次郎 第二篇 魔術妖術
(C)東映

シリーズ

「霧の小次郎」シリーズ(3)

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