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霧の小次郎 完結篇 三日月童子

1954(昭和29年)/8/24公開 51分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1431 
配給:東映 製作:東映

大友柳太朗の霧の小次郎、高千穂ひづるの胡蝶尼、東千代之介の三日月童子が火花を散らして競い合う妖術と忍術。お馴染みのメロディーに乗せて展開する「笛吹童子」の姉妹篇の完結篇。

霧の小次郎 完結篇 三日月童子
(C)東映

ストーリー

自分を騙した三日月童子を討ち殺し、胡蝶尼を我が妻にするのだと、玄蕃は満月城から出陣していく。一方、古井戸に落ちた小次郎と雪山は、満月城の家老・上月右門に助けられ脱出した。三日月童子は胡蝶尼を春貞に売りつけ、牢屋に閉じ込めてしまう。その隣の牢には、変わり果てた姿の義光が閉じ込められていた。三日月童子は胡蝶尼に催眠術をかけ、しゃれこうべの面を被せて、小次郎を毒を塗った短刀で殺すように仕向ける。胡蝶尼を三日月童子と思い込んだ小次郎は、手裏剣を投げてしまうのだが、手裏剣はしゃれこうべの面に刺さり、胡蝶尼は術が解けて意識を取り戻した。そこに堤婆が現れたが、逆に堤婆を叩きのめし、小次郎を心配して追ってきた花姫と胡蝶尼と一緒にその場から消え去った。怒った堤婆は三日月童子の顔を毒を塗った杖で叩き、童子の顔の半分は毒によってただれてしまう。さて、春貞と玄蕃は堤婆の流言によって、お互いを攻め殺そうと進軍していた。一方、小次郎は、胡蝶尼や右門を始め、白鳥党の人々と共にしゃれこうべ党を滅ぼすために、都に向かっていた。激戦の末、春貞と玄蕃を打ち倒した小次郎たち。だがそのとき、堤婆が胡蝶尼を狙って毒矢を放った…。

霧の小次郎 完結篇 三日月童子
(C)東映

シリーズ

「霧の小次郎」シリーズ(3)

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