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蛇姫様 第一部 千太郎あで姿

1954(昭和29年)/9/7公開 55分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1442 
配給:東映 製作:東映

東千代之介と高千穂ひづるの主演で川口松太郎の代表傑作を映画化した三部作の第一部。野洲烏山三万石と江戸を舞台に、藩の存亡を賭けたお家騒動とこれに絡む姫君と町人の悲恋など、絢爛数奇の物語が展開する。

蛇姫様 第一部 千太郎あで姿
(C)東映

ストーリー

野州烏山三万石の城主・大久保佐渡守の娘・琴姫は、江戸で病中の父と弟の小太郎に代わり、留守を守って藩政に勤めてきた。国家老の佐伯左衛門は、藩の財政建て直しのために琴姫が嘗て内密に依頼した、幕府御禁制の浮世絵皿の外国交易に味をしめて私服を肥やし、あまつさえ一郎右衛門ら四人の子息を使って御家乗っ取りを企んでいた。左衛門の奸計に気付いた琴姫は側仕えのおすがと、その兄で料亭の若主人・千太郎に力を借り、さらに江戸の小太郎からの命を受けた正義の剣術師範・植原一刀斉と計り、左衛門の悪行の証である浮世絵皿を佐渡守のもとに送り届けようと考え、千太郎を江戸に向かわせることに。一刀斉仕込みの剣術にものを言わせ、追ってきた左衛門の息子・彦四郎を斬り、旅役者市川十蔵一座にまぎれて江戸に向かう千太郎。芸人お島は千太郎に密かな恋心を抱くが、お島に目をつけていた用心棒の磯原清二郎は、追っ手と内通し千太郎の命を狙う。一方左衛門も、琴姫と京極家の縁談を口実に姫に圧迫を加え始める…。

蛇姫様 第一部 千太郎あで姿
(C)東映

シリーズ

「蛇姫様」シリーズ(4)

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