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変化大名 

1954(昭和29年)/11/1公開 89分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1526 
配給:東映 製作:東映

七万石の陰謀に狂い咲く剣と恋と鉄火の花まんじ!守る者、狙う者、正邪の乱闘を二つに割る流れ一文字若殿剣法!山手樹一郎原作の人気小説を主演・市川右太衛門、監督・佐々木康で映画化した時代劇巨篇。

変化大名 
(C)東映

ストーリー

丹波福知山七万石の城主・松平遠江守国久は支藩より城を受け継いだ身であったが、奸臣大和田外記に操られるまま藩政を顧みず、しかも正嫡の徳之助が成長した際には自分の娘である澄姫を嫁がせて家督を譲ることになっていたのだが、地位に未練があり徳之助を狂人と見立てて座敷牢に幽閉してしまう。更には出入商人の油屋弥太郎の新妻お絹の美しさに惚れ、外記と奸商丹波屋の進言に乗ってお絹を側室に昇らせ、油屋に密貿易の汚名を着せて家財を没収してしまう。弥太郎は復讐を誓い姿を消した。それから五年の月日が流れ、徳之助は城中より抜け出し、かつてより相思相愛の仲であった奥女中お沢の元に身を寄せた。徳之助は名を福は内福太郎と改めてお沢と平穏に暮らすことを望んでいたのだが、乗っ取りを策す外記の刺客により、お沢と弟の富太郎がさらわれてしまった。一方、復讐鬼となった弥太郎は福知城や江戸周辺に相次いで出没し、まずは丹波屋に復讐を果たすため、一人娘のお組を攫っていった。ある夜、徳之助は弥太郎と遭遇する。共通の敵である外記を倒すために共闘しようと持ちかける弥太郎に対し、斬る事だけが復讐ではないと、徳之助は諭すのであったが…。

変化大名 
(C)東映

シリーズ

「変化大名」シリーズ(2)

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