1955(昭和30年)/1/3公開 89分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1584
配給:東映 製作:東映
御存知多羅尾伴内シリーズ第七話で観衆六万の球場に展開する野球戦、今や危機の真最中三番打者がボックスに立ち一振必打の名選手、打ちました、凄い当たり、センターを抜き真にホームランと思われたその時、走者がばったり倒れて悶絶した。怪死だ!事件はこれから始まって颯爽登場する知恵蔵の七つの顔火を吐く二挺拳銃新春に放つ探偵活劇の帝王篇。
野球の日本選手権シリーズのレッドソックス対フィリーズの第5回戦。二死満塁の状況で、レッドソックスの3番強打者・高塚が満塁ホームランを放ち、7万人の衆人環視の下で原因不明の死を遂げる。この謎の究明に乗り出したアカツキ探偵社の高森真砂子と七つの顔の男・多羅尾伴内。この謎を追い続けるうちに次々と関係者がさらなる謎の死を遂げていく…。この事件の裏にはある根深い陰謀が渦巻いていた。果たして、多羅尾伴内はこの空前の事件を解決することができるのだろうか…。
「多羅尾伴内」シリーズ(8)