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天兵童子 第一篇 波涛の若武者

Heaven's Warrior

1955(昭和30年)/6/21公開 49分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1773 
配給:東映 製作:東映

吉川英治原作による同名大長編小説の映画化。天から来たと豪語する少年・天兵童子が、風雲急を告げる高松城に向うまでを描いた豪華雄壮な冒険活劇の第一篇。 

天兵童子 第一篇 波涛の若武者
(C)東映

ストーリー

ある日の夕暮れ、青江灘の漁師銅八と娘の千尋は浜辺に打ち上げられた一人の少年を救った。「天から来た天兵童子」と名乗るその少年は、千尋の手厚い看護を受け間もなく元気を取り戻したが、ある日、土地の役人宇佐大八等に見つかって大あばれ。南木菩提次という不思議な男に助けられた。天兵が銅八の家に戻ると、二人はいずこかに立ち去っていた。天兵は旅に出て菩提次と再会、彼の弟子にして欲しいと懇願するが、菩提次は一握りの麻の実を茶店の裏に蒔き、百二十日間、この麻の上を飛ぶように命じて立ち去った。天兵は雨の日も風の日も百二十日間麻の上を飛び続け、やがて二間近くも伸びた麻を軽々超える程になった。その百二十日目、天兵は再び大八に見つかり、大軍から逃れる際に偶然千尋と再会する。千尋は天兵を高松城に行くように伝えたが、迫ってきた大八の軍勢によって、二人はまた離れ離れになってしまった。都にやってきた天兵は小百合という美しい娘に出会う。彼女は誰かを探し求めているようであった。やがて高松城に向かう途中、天兵は石川車之介率いる盗賊団に囲まれ、石川に腕と度胸を見込んで誘われるが…。

天兵童子 第一篇 波涛の若武者
(C)東映

シリーズ

「天兵童子」シリーズ(3)

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