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力闘空手打ち 完結篇 復讐の対決

Hands of Valor Pt.3

1955(昭和30年)/9/13公開 51分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1915 
配給:東映 製作:東映

危機と波乱に陥ち入る青年・沢村健二の正義の拳が乱れ飛び、数々の事件の中に優艶な恋の愛憎が混じりあう。空手対鉄拳、柔術対狂刃の凄絶な決闘の数々、殺人組織網の一味を向うに廻した健二の活躍を描くシリーズ完結篇。

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ストーリー

深夜の浜辺で展開された沢村健二と石山・上田一味との死闘も、安五郎の起こした火事と共に中断。石山たちは敗走し去っていった。辛くも危機を乗り越えた健二は、お浜の言葉から柔拳協会が東京へ引き上げることを知り、これを追うように上京する。健二は恩師・鉄心の誤解を解いて道場に復帰すると判決の日が迫った兄・健一郎の救助のために奔走する。健二は協会の磯村社長に唯一の証人である安五郎の身柄引き渡しを要求するも、安五郎は既に死亡していた。その帰り道に貫吉と再会した健二は、美代子が銀座の花屋に勤めていることを知り、すぐに美代子を訪ねたが、彼女の目は依然冷たかった。一方俊介は鉄心の道場に通い、佐伯と共に極光水産の内偵を進めている警視庁捜査陣から情報を掴んでいた。さらに極光水産の高田前社長の怪死事件と、美代子の父と高田の結びつきからこの事件が磯村社長の陰謀であることを知る。俊介は美代子にこの真実と健一郎の無実を告げ、ようやく健二の立場を理解した美代子も健二を助けるべく、極光水産の内情を探ろうと磯村の許に戻ることにした。そして健一郎の刑が確定する前日、美代子は遂に事件の真犯人が磯村たちであることの証拠を掴むのだが…。

力闘空手打ち 完結篇 復讐の対決
(C)東映

シリーズ

「空手打ち」シリーズ(8)

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