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サラリーマン続目白三平

Life's Simple Pleasures Pt.2

1955(昭和30年)/9/27公開 96分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1927 
配給:東映 製作:東映

国鉄本庁厚生局勤務俸給三十六号俸の主人公・目白三平が再び登場するサラリーマンの物語。日常に起るペーソスとユーモアの中に豊かなヒューマニズムを夢と希望に托して謳い上げる現代劇。

サラリーマン続目白三平
(C)東映

ストーリー

目白三平は国鉄本庁厚生局に勤めるサラリーマン。近郊の路地裏にあるトタン屋根の我が家で、細君の文子さんと春木、冬木の子供たち一緒に相変わらずの生活を送っている。文子さんは最近春木たちの学校のPTA文化部長に推薦されたので、三平のボーナスで外出着を購入したいと言い出した。三平はその金で飲み屋の借金を返済する予定だった。ボーナスが出るたびに、そんな気苦労を繰り返す。さて、かねてより婚約中の村上君と敏子さんが三平宅を訪ねてきた。秋に結婚する予定だが良い新居が見つからず、それが原因で喧嘩が始まってしまったため仲裁を三平に願い出たのだ。なんとかとりなして予定していた信州の実家に母の見舞いに帰省した三平は、近所の杉山老人が根掘り葉掘り三平の給料を聞きだそうとする行動に辟易。そして帰京してみると、文子さんはPTA活動で大活躍。代わりに近所の知恵子・幸枝・杉子の三人娘が交代で留守番していた。三平はPTA活動に執心しすぎる文子がどうにも気に食わない。ある日、土用の丑の日にうなぎが買えない三平は、丑の日は牛を食うのだという理屈で子供たちに牛肉を買ってくる。その日に同僚の中島君の新潟転勤の話を聞き、村上君に中島君のアパートを引き継ぐように進言。住居問題も一段落して、村上君たちは無事結婚式を挙げることができた。だが文子さんのPTA活動は益々活発になっていくようで…。

サラリーマン続目白三平
(C)東映

シリーズ

「目白三平」シリーズ(2)

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