1955(昭和30年)/11/15公開 50分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1980
配給:東映 製作:東映
悪魔のギャング団に敢然挑戦する鉄腕探偵青年に、いよいよ迫り来る魔手のスリルの交錯、幽霊屋敷の罠、大鉄骨の崩壊、狙われる第四のダイヤなど。火を吐く正義の拳銃、燃ゆる鉄腕の爆弾快男子の大活躍が盛り上る痛快活劇真髄篇。
百合子は救ったものの、神岡家の秘宝「麝香の虹」はまんまと怪盗一味「魔王の密使」に奪われてしまった。そして今度はバレリーナ・花村明美が公演の際につける宝石「孔雀の瞳」を奪うと予告してくる。私立探偵・佐山英夫は警察とともに急いで会場に駆けつけるが、魔王の密使は明美の相手役のバレエダンサーに変装し、満場の観客の前で堂々と「孔雀の瞳」を奪い去ってしまう。佐山は佐久間剛平と名乗る老人と出会い、魔王の密使が狙う宝石の謎を聞かされる。彼らはかつてヨーロッパに存在した小国・ブルガニン王国の秘宝で、日本に持ち込まれ散り散りになった七つの宝石を集めていたのだった。