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忍術左源太

Ninja Sagenta

1956(昭和31年)/1/8公開 67分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2032 
配給:東映 製作:東映

天下麻の如く乱れた戦国時代を背景に、武田家再興のため真田幸村配下の忍者・戸隠左源太が弟・白雲丸と手を取り合って獅子奮迅の活躍を展開する。

忍術左源太
(C)東映

ストーリー

戦国時代、武田勝頼は家臣の大乗寺の謀反により織田信長に滅ぼされた。だが敗戦の間際に勝頼は、父・信玄が隠した莫大な財宝の在処を記した家系図を一人娘の手まり姫に託していた。手まり姫は戸隠左源太と山名清左衛門に守られ、真田幸村の待つ信州上田に旅立つが、財宝を狙う大乗寺は直ちに侍大将の菅野軍兵衛に捜索を命令。左源太たちの行方を知る謎の女忍者・おこんを道案内に追手は真田の領内へと向かう。左源太たちは、後一歩のところで追手に捕まり、手まり姫と家系図を軍兵衛に奪われてしまうが、白覆面・白装束の一団が軍兵衛の元から手まり姫をさらって消えてしまった。左源太は、姫捜索の途中で出会ったいなご小僧に傷ついた清左衛門を預けて白覆面の一団を追う。白雲荘という山塞に辿り着いた左源太は、同じく財宝を狙う覆面集団の首領・白雲丸と対決するが、その隙にはやて丸という盗賊たちに家系図を盗まれてしまった。一時休戦した左源太と白雲丸は、はやて丸を追いかける。はやて丸が逃げ込んだ場所は、異国の商人を隠れ蓑にする海賊の首領で極悪人のジョンビルの隠れ家であった。そもそも大乗寺の謀反もジョンビルがそそのかしたものだったのだ。ジョンビルとの妖術合戦を繰り広げる左源太だが、あと一歩のところで手まり姫の叫び声に気を取られ、ジョンビルとはやて丸はその隙に逃げてしまった…。

忍術左源太
(C)東映
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