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水戸黄門漫遊記 第七話・怪力類人猿

Travels of Lord Mito Pt.7

1956(昭和31年)/3/26公開 66分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2161 
配給:東映 製作:東映

奇怪な美女連続殺人事件に端を発した南蛮渡来の怪獣ゴリラ騒動に巻き込まれた黄門一行が、その陰に潜む奸賊を討つ。

水戸黄門漫遊記 第七話・怪力類人猿
(C)東映

ストーリー

諸国漫遊中の黄門様ご一行、今回は房州銚子にやってきた。そこでは、若い女性が惨殺死体で発見されるという事件が続発していた。女たちの背中には巨大な爪痕がついているという。とそこへ、港の方から鋭い悲鳴が聞こえてきた。急いで駆けつけた黄門様たちは笛の音と不思議な怪獣を見つけ、後を追って巨船に乗り込むも、船底に閉じ込められたまま船は出港してしまった。この船は紀州藩の用船・大鳳丸といい、泉屋文左衛門やお浪などが乗船していた。文左衛門は一行を幕府の隠密と勘違いして、怪物の正体である南蛮渡来のゴリラの餌食にしようとした。格さんの反撃でゴリラは退散するものの、一行は火薬樽と共に海に放り投げられてしまうが、間一髪、黄門様は銚子の港の若者・佐吉に助けられた。佐吉は網元の悪党・灘右衛門に狙われていたのだが黄門様は佐吉を助けてそのまま宇都宮へ…。黄門様は宇都宮で、本田上野介が将軍の日光参詣を機会に文左衛門と共謀し、ゴリラ上覧を餌に将軍の暗殺を計画していることを耳にする。ゴリラを操るお浪は福島正則の遺児だったのだ。黄門様は将軍に中止を進言するも、威信に関わると参詣は強行されてしまった。日光街道の狭い道のりで文左衛門は将軍一行に巨砲を打ち込むのだが…。

水戸黄門漫遊記 第七話・怪力類人猿
(C)東映
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