1956(昭和31年)/8/22公開 88分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2401
配給:東映 製作:東映
大友柳太朗、大川橋蔵が競演の痛快娯楽時代劇。徳川十代、老中田沼の悪政に反抗する若き群像を描く一篇。邦枝完二原作「怪盗五人娘」の映画化。
徳川十代家治の世。権力を振う時の老中・田沼意次は水戸家失脚を企み、勤皇の先覚者・山県大弐を捕らえ、水戸家の家臣が連名する“入門控”を奪った。江戸では、主君水戸中納言の危急を救うため“入門控”を奪おうとする浪人・越坂玄次郎、表向は柳橋の口入屋女将で実は女義賊であるお才と、女装をしその名も錦と変えた大弐の息子・大八が仇を討つべく田沼を狙っていた。