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浅草三四郎

1956(昭和31年)/11/20公開 57分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2414 
配給:東映 製作:東映

地下鉄内のスリ退治を念願にしている浅草三四郎と、彼に惚れ込んでスリ仲間から足を洗ったロケットお龍の二人が、ひょんなことからストリップ劇場の歌手・ユリーを助けて、暗黒街に巣食う麻薬密売団と対決する。城戸礼の原作を映画化した「地下鉄三四郎」の続篇。

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ストーリー

銀座の貸しボート屋の若主人・三四郎は、地下鉄内のスリ仲間から刑事以上に恐れられている男。叔父の命令で今度は浅草近くにあるつぶれかけた自動車修理工場を引き受けた。こんなところじゃ綺麗な女の子も来ないと愚痴をこぼす弟分のチャリ新をお供に、今日も地下鉄内のスリ退治に出かけると、降りようとする娘のハンドバックから財布を抜き取ったスリを発見、鮮やかに財布を取り戻して娘に返そうとするのだが、その娘は与太者から脅迫されている様子。与太者たちを追い払って訳を聴いてみると、娘はユリーというストリップ劇場「ローラ座」の歌い手で、ジョーというボスに五千円を借りたところ、あっという間に二万五千円に膨れ上がったという。借金を返済できなければ自分の情婦になれと脅されていたのだ。ユリーに同情した三四郎はそのままジョーのもとに向かい、勢い余って二日後に返済すると宣言。だがそんな大金のアテがあるはずもなく、やってくるのはジョーの差し向けた刺客ばかり。そして、あっという間に返済日がやって来て…。

浅草三四郎
(C)東映
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