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大名囃子 后篇

Lords of Oppression Pt.2

1957(昭和32年)/3/27公開 84分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10051 
配給:東映 製作:東映

八百八町にいよいよ漲る善悪対決の風雲。情艶の女たちの恋に濡れて鶴三郎の剣は颯爽と舞い、遂に陰謀を絶滅して再び忍藩主に返り咲く波乱の絵巻。

大名囃子 后篇
(C)東映

ストーリー

追いつめられた鶴三郎を更に捕方の群れが。町方の手に委せるべく伊賀之介、徳五郎の命一下、藩士と刺客団は潮の引くように姿を消した。しかし鶴三郎らをめざして来た捕手陣をよく見れば頬かむりの女房連もいる捕方衆は実は大名小僧一味のニセ役人。大名小僧の好意で彼の配下の盗ッ人長屋に鶴三郎らは匿われた。そこにも鬼倉一味の目が迫っていた。一方太閤政と鉄は鶴三郎の襲われているすきに、当り矢に殴りこみ店を潰して、お今、お豊をかどわかした。だが、勝祝いに酔う太閤政らも鶴三郎の手で叩き潰された。仮りの宿に、古寺へかくまわれたお今は久しぶりで鶴三郎の胸に甘えた。鶴三郎は一方、妹・菊姫の許婚である京極若狭守に逢い斉忠の非道を討つべく決意を述べ、剛直の若狭守も協力を約すのだった。古寺にお今を訪れ、菊姫、三千代と共に丸亀の京極家へ行くようすすめる鶴三郎は、はじめて身の素性を明かした。「鶴さんがお大名」お今の夢は無残にも破れた。女の城を建て直す為に江戸の踏み止まる決心を告げるお今だった。菊姫、三千代も鶴三郎の身を案じて江戸に留まった。一方、徳五郎は大名長屋の所在をつきとめ、大目付・土方旗十郎の協力で奉行所出頭を命じ、途中を擁して一挙に事を運ばんとしたが・・・。

大名囃子 后篇
(C)東映
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