1957(昭和32年)/11/24公開 55分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10351
配給:東映 製作:東映
主君を謀殺して虐政をほしいままにする犬神刑部一味を向こうに回して、破邪の剣を振う鬼面龍騎隊の活躍を描く、スリルと冒険に満ちた痛快無類の時代劇。
極悪非道の刑部一味によって、小夜とゆりは再び捕らえられてしまった。ゆりを処刑しようとする一味に対し、ゆりを愛する雷太郎は意を決して刃を返し、小夜たちを助け出す。一方、鞍馬寺に残っていた鞍彦は、風来和尚と共に左馬之助の消息を求めて寺を後にする。旅先で彼らが奇襲した囚人駕籠には、ゆりの代わりに捕らえられた雷太郎が乗っていた。そのとき、和尚は般若弓四郎から左馬之助の手紙を受け取る。手紙には、左馬之助が駒の庄の為に命を賭けて黒姫城に斬り込む決意が書かれていた。鞍彦、風来和尚、弓四郎、そして雷太郎は駒の庄と左馬之助を救うために、心を一つにする。その頃、刑部一味は黒姫城にて小夜を火あぶりにしようとしていた。だがそれは左馬之助をおびき出すための奸計で、鬼面を被って現れた左馬之助に銃砲隊の銃口が向けられて危機一髪!その瞬間、沸き起こる大音響と共に、弓四郎たちが左馬之助を救出しようと駆け込んできた。しかし、小夜は城内に閉じ込められ、鞍彦も城侍たちに捕らえられてしまう…。