1958(昭和33年)/4/21公開 105分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10575
配給:東映 製作:東映
絶賛の第一部に引き続き、盲目の剣鬼机龍之助が辿る数奇波瀾の人生模様を、多彩な人間諸相を背景に、片岡千恵蔵の名演技で描破する熱狂の第二部。
天下無双の“音無しの構え”で剣を極めた机龍之介だが、自分さえも最後までは信じ切れず、常に虚無感に苛まれていた。失明の身を救われた龍之介だが、恩人であるお豊の夫を斬り捨ててしまい、いまは伊勢古市に身を隠していた。お豊は旅篭屋に住み込んで、龍之介の目の治療費を稼ごうとするものの、とある旗本に乱暴されたのを苦にして自害。こうして、龍之介は、宿命のようにまたもや剣と血のただなかに巻き込まれていくのだった・・・。