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デン助の陽気な拳斗王

The Happy Pugilist

1958(昭和33年)/12/9公開 48分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:10670 
配給:東映 製作:東映

底抜けにお人好し、また無類の世話好き。貧しいながらも幸せを胸に飄々として人生を送るチャキチャキ江戸っ子デン助を通じて、善人たちの笑いと涙の人生模様を描く人情喜劇篇

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ストーリー

チャキチャキの江戸っ子でお人好しのデン助と弟子のチビは、今日もビルのペンキ塗りにいそしんでいる。ところが突風が吹いてきて、ペンキ缶が落下、偶々通りかかった大山夫妻の頭にペンキが降り注いでしまった。この町の名士であった大山は激怒し、かろうじて賠償金は免れたものの、デン助は仕事を干されてしまった。一方その大山夫妻は時価三十万円のダイヤを紛失してしまい、バラックでは発見した人は一割の謝礼がもらえるらしいという噂で持ちきりに。デン助もダイヤ探しに歩き回るが、その最中にエレベーターガールの小夜子と出会う。彼女にはキャバレーのボーイをしながらボクサーをしていた佐山という恋人がいたが、大山も小夜子のことを狙って佐山に妨害を仕掛けていた。そんな折、佐山の母が病気で倒れ、手術をしなければならなくなった。佐山はボクシングでその金を稼ごうとするが、大山一味の暴漢によって肩を痛めつけられてしまった。そしてなぜか、デン助が佐山の代わりにボクシングの試合に出場することに…。

デン助の陽気な拳斗王
(C)東映
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