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喧嘩まつり 江戸っ子野郎と娘たち

Rumble Festival

1960(昭和35年)/7/27公開 78分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11827 
配給:東映 製作:東映

悪ボスに純愛の仲を裂かれた一人の青年がやくざに身を落としながらも復讐し、町に平和を取り戻すとともにめでたく恋人と結ばれるというストーリーを里見浩太朗主演で描く、唄あり恋あり喧嘩ありの娯楽時代青春劇。

喧嘩まつり 江戸っ子野郎と娘たち
(C)東映

ストーリー

美男で評判の日本橋呉服問屋山城屋の長男宗三郎は、深川不動の境内でやくざの金太一味に痛めつけられるが、それを慰めた茶屋女のお美津との間に若い恋が芽生える。だが、山城屋はお美津を嫌って宗三郎を旅に出した。留守中金太一味がお美津をネタに山城屋を強請り、さらにはお美津を芸者に売りとばした。彼女は水月の芸者・まり菊となり、彼女に横恋慕したやくざの元締・言問の重兵衛は、帰ってきた宗三郎を傷つける。この時、仲に立った金太も傷をうけた。月日が過ぎ、宗三郎は金太を子分として男一匹のやくざになった。一方、重兵衛は山城屋をつぶし、目明しの紋太を斬った。偶然再会した妹・お千代からこれを聞いた宗三郎は、重兵衛一家との対決を決意する。宗三郎と金太はまり菊を救うため水月に乗り込むが、既に彼女は重兵衛に連れ去られた後だった。金太らを連れて宗三郎は重兵衛一味の白刃の中に踊り込み、逃げ出した重兵衛は捕方にとらえられた。お江戸のお祭りの日、山車の上で太鼓を叩く宗三郎の姿を御新造姿のお美津が見上げていた。

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