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お役者変化捕物帖 弁天屋敷

Actor's Disguises

1961(昭和36年)/1/3公開 74分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12062 
配給:東映 製作:東映

高田浩吉が、捕物侍・霞一平と人気役者・花の家菊之丞の二役で大活躍を見せる、スリルとサスペンス、ユーモアとペーソスに満ち溢れた新捕物帖。

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ストーリー

江戸金竜山浅草寺の境内では二年振りに名物の羽子板市が開かれ、名女形として名高い花の家菊之丞の似顔絵羽子板が初めて荒木屋から売り出されるとあって、江戸中の娘たちがどっと押し寄せて空前の大混雑を呈していた。その騒ぎの真最中、日頃から小町娘と美貌を謳われていた娘たち七人が誘拐されるという事件が起きた。北町奉行所筆頭与力・花井五郎左衛門は、事件の重大さを察知し、市井に暮らしている親友の霞一平に助力を頼んだ。通称お役者一平と呼ばれる霞一平は、堅苦しい武家生活を嫌って市中に住み、空っ風の半七やお光に囲まれて、よろず指南を看板にゆうゆうと暮らしている風流人であった。一平は翌日、花村座へ菊之丞を訪ね、自分が菊之丞に生き写しなのに驚いた。そして、菊之丞羽子板の発案者が日頃何かといわくのある廻船問屋・多賀屋藤蔵である事を聞き出した。その夜、多賀屋の店先に荒木屋手代殺しおよび小町娘誘拐の黒幕が多賀屋である事を記した手紙が投げ込まれた。これは一平が仕掛けた罠であったのだが…。

お役者変化捕物帖 弁天屋敷
(C)東映
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